新設分割による子会社設立に関するお知らせ

株式会社百戦錬磨(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:上山康博、以下「百戦錬磨」)は、当社が行う東京・大阪・京都の都市中心部における大型民泊施設の運営事業(物件を賃借し、又は宿泊事業者から運営を受託することにより実施する宿泊施設の運営業務及びこれに付随する業務を行う事業)を新設分割の方法(*1)により分社化します。

2012年の創業以来、百戦錬磨は日本における民泊のルールづくりや規制緩和プロセスに積極的に協力し、日本における安心・安全な合法民泊市場の開拓・醸成に貢献してまいりました。その過程において当社の都心部における民泊運営事業では、複雑で多岐に亘る関連法令を駆使・遵守した合法民泊の開業及び運営を、同分野に参入したい不動産オーナーのために提供する枠組みを構築することでサポートしてまいりました。運営を通じて培った、ホテルとは似て非なる運営ノウハウが求められる合法民泊オペレーターとしての知見を生かし、より機動的な事業展開を実現するために、今般同部門を分社化することとなりました。

新会社の名前は「株式会社 REAH Technologies」(株式会社リア・テクノロジーズ)とし、不動産とおもてなし(Real Estate And Hospitality) をテクノロジーでつなぐ不動産テックのスタートアップとして、収益不動産をレジデンシャルホテルやその他のオルタナティブ・ロッジング分野で運用したい不動産オーナーのためのサービスを推進します。

百戦錬磨は、これまで、日本初の民泊予約サイト「STAY JAPAN」、地方特化型運営代行サービス「集客コンシェルジュ」、自治体向け地域振興サービスなど独自のソリューションを通じて、宿泊施設の開業支援から運営、販売まで一気通貫のサービスを提供してまいりました。本件により、当社はこれまで以上に、日本の地方部における観光需要の創造・交流人口の増加を企業使命とし、民泊・農泊・空き家・古民家・城をはじめとする歴史的建造物などの遊休資産を宿泊施設として活用することで、地域活性化を目指してまいります。

(*1) 「新設分割」により、分割対象の民泊運営事業に係る当社の資産、負債、契約上の地位、雇用契約その他の権利義務の一切を新設会社が承継します。2017年初頭より百戦錬磨内の一部門として事業を立ち上げ、2018年10月現在では大小合わせて約350ルームを取り扱っており、これらの物件の管理運営を新会社が承継します。

ニュースリリース本文(PDF)はこちら