サンセイランディック、あんどの三者共同事業を千葉県船橋市にて試験開始

株式会社サンセイランディック(本社:東京都千代田区、代表取締役:松﨑隆司、以下サンセイランディック)、株式会社百戦錬磨(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:上山康博、以下百戦錬磨)、株式会社あんど(本社:千葉県船橋市、代表:西澤希和子・友野剛行、以下あんど)は本日2017年7月10日(月)、日本初の取組みである「高齢者や障害を持っている方への住まいに関する生活支援のための共同事業」を千葉県船橋市より試験的に開始いたします。今後は、全国への展開を視野に入れて地域密着型のネットワーク体制を構築してまいります。

<背景>

高齢者の方や障害を持っている方が賃貸住宅に入居を希望しても、オーナーや不動産会社など貸す側が様々なリスクを考え、受け入れを敬遠するケースがあるといわれています。現在、国は高齢者などが住み慣れた地域で暮らし続ける方法として、「地域包括ケア」を進めています。その実現にはまずこのような住まいの問題を解決し、自立を促すためのサポートが必要といわれています。

<各社の強みを活かした展開>

あんどは、オーナーの不安を軽減するため、千葉県船橋市、保険会社や警備会社など多方面で支える仕組みを準備し、生活サポート付き家賃保証会社として今春、設立されました。サンセイランディックは、不動産における権利調整能力を活かすことや、不動産管理会社や物件オーナーより幅広く、高齢者・障害を持つ方に賃貸可能な空き家物件を集め、住居に生活上障害となる箇所がないかなどの物件調査を行ってまいります。百戦錬磨は、すべて自治体の許認可を持つ施設のみを提供する民泊予約サイト 「STAY JAPAN」(https://stayjapan.com/)を運営しており、自社での物件運営や物件オーナーの運用代行サービスの提供も行っております。今回の取組みにより、あんど、サンセイランディックと連携して開拓した民泊物件を、緊急時における一時的な住まいの場として活用するとともに、障害を持つ方などの雇用創出として、民泊物件の日常的な管理・清掃およびシーツ交換などを作業として提供していきます。三社が連携することで、ケースによっては緊急性を伴うような住まい確保の課題を一気通貫でシステム化することが可能となります。今後は、さらに全国での展開に向けて、行政や福祉をはじめ、関連企業・団体など地域のネットワークを形成し、複数の手で支える仕組みを構築してまいります。

ネットワークイメージ

 

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